Q&A を斬る



Q&A - 2 慰安所における実態
 - 5 「従軍慰安婦」というのは存在しない? を斬る

 引用元URL → http://fightforjustice.info/?page_id=166 (なお魚拓は無効な構造です)

   ↓ ↓ ↓

 発覚したのは、平成25年12月03日ですが、webサイト 『 Fight for Justice 日本軍「慰安婦」――忘却 への抵抗・未来の責任 』 の構造が変更になり、魚拓の取得が可能になりました ( 一部で取得エラー が出ますが ) 。 さっと目を通した限りで文章の変更は無い様に思われます。


 2-5 「従軍慰安婦」というのは存在しない?
 http://fightforjustice.info/?page_id=2397 ( 魚拓 )


 以下、青い色の文字がwebサイト『Fight for Justice 日本軍「慰安婦」――忘却への抵抗・未来の責 任』からの“引用”です。


 Q&A編 2 慰安所における実態

 5 「従軍慰安婦」というのは存在しない?


   [ 画像:「慰安婦」「慰安所」という言葉が使われていたことを示す、
        日本軍と外務省の文書 省略、(引用元アドレスをご参照ください)

   「慰安婦」「慰安所」という言葉が使われていたことを示す、日本軍と外務省の文書


 「従軍慰安婦」を教科書から削除するように要求する理由の一つが、
 「従軍慰安婦」という「言葉自体が存在しなかった」し、
 「従軍」という言葉は「軍属の身分を指し示す言葉」であるから不適切だというものです
 (藤岡信勝「文部大臣への公開書簡」)。
 しかし本当にそうでしょうか。
 当時の日本軍は彼女たちのことを初めのころは「酌婦」「慰安所従業婦」など
 いろいろな言い方で呼んでいましたが、「慰安婦」と呼ぶことが一般的でした。
 彼女たちのいる場所は「慰安所」「軍慰安所」と呼ばれていました。

 「従軍慰安婦」という言葉は、この問題の先駆的な研究である
 千田夏光氏の『従軍慰安婦』(初版は1973年)が使いはじめ、
 その後広く使われるようになりました。

 

 その千田夏光氏の『従軍慰安婦』(初版は1973年)というのは、こんなトンデモ本です。

 

   従軍慰安婦の真相 < 検証編 > 2.告発書の検証
   http://resistance333.web.fc2.com/html/comfort_woman2.htm#2
   > 『従軍慰安婦』
   >
   > 講談社文庫 1984年出版 千田夏光著書
   > 初めて「従軍慰安婦」という言葉が登場した本
   >
   >
   > < 内容 >
   >
   > 本書の中で、千田は、1941年の関東軍特別演習(ソ連戦に備え、70万人も動員された
   > 大演習)の時に、二万人の慰安婦の大動員計画があった事を告発。
   > その事実は、後方担当参謀だった原善四郎元少佐より直接聞き取ったという。
   > また、朝鮮人女性が強制的に慰安婦にさせられた事を紹介しており、
   > 挺身隊として動員された朝鮮人女性20万人のうち、5〜7万人が慰安婦にさせられた
   > としている。
   >
   >
   > < 検証 >
   >
   > @ 予算担当者だった陸軍省軍務局軍事課の加登川幸太郎少佐、
   >   関東軍参謀今岡豊中佐(兵站主任)等は、
   >   「 慰安婦動員計画など聞いたことが無い 」
   >   と否定。
   >
   > A 演習は二ヶ月間の予定で、極秘に計画されたもの。
   >   大々的な慰安婦の大動員など考えられない。
   >
   > B 本書で、原の経歴が 「 関東軍司令部第三課 」 と紹介されているが、
   >   本当は 「 関東軍司令部第一課 」。
   >
   > C 「 挺身隊 」 は軍事工場へ勤労動員(1943年9月に閣議決定)された国民を指し、
   >   「 慰安婦 」 とは全くの別物。 「 挺身隊 」 が 「 慰安婦 」 になった例はない。
   >
   > D 「 従軍慰安婦 」 の“従軍”は軍属を表し、軍によって徴用された慰安婦という意味を
   >   持つ。 しかし、実際には、こんな用語は存在しない。
   >
   > E 上記の点を現代史研究家の加藤正夫が、千田に問いつめた所、
   >   千田は、武蔵大学教授の島田俊彦さんが書いた「関東軍」(中公新書81 1965/10)の
   >   176頁に載っていた話を引用したと主張。
   >   ( 要するに、原から聞き取った話ではなかった )
   >   しかし、島田の 「 関東軍 」 には、慰安婦を集めたという出典不明の記載があるだけ
   >   だった。
   >
   > (参考) 現代コリア93年2・3月号
   >
   >
   > < 事実 >
   >
   > @ 「 従軍慰安婦 」 は、千田が勝手に作った言葉。
   >
   > A 千田は、原に直接取材しておらず、軍が慰安婦を強制動員したという話は、
   >   島田俊彦の 「 関東軍 」 をヒントにした架空の話。
   >
   > B 「 挺身隊 」 が 「 慰安婦 」 になったという話も根拠不明。

 このページでは、Dを必死に否定していますが、Dが事実ではないとしたところで、千田夏光氏の『従 軍慰安婦』という本は、決して手放しで賞賛されるような内容ではありません。



 日本軍の行くところ、どこにでも連れられていくありさまは
 「従軍」という言葉がピッタリだったからでしょう。

 

 そもそも本当に旧日本軍が悪逆非道の犯罪者集団であったなら、使い古した女性器なんか捨てて、 新しい性奴隷を現地で調達した方が良い。 百人も斬れる凄い日本刀で古い慰安婦の首を撥ねてしま えば、貯まった軍票の支払いもチャラにできるし、移送の手間も省けるし、新天地で新たな初々しい慰 安婦を抱けるし、でイイこと尽くしだ。

 だが、実際は軍の移動と共に慰安所も移動して、同じ顔ぶれの慰安婦が並びました。

 この事実が示すのは、

 > 日本軍の行くところ、どこにでも連れられていく

 ではありません。

  日本軍の行くところ、どこにでも付いて行く

 です。

 そう、『追軍慰安婦』です。 さらに正鵠を射る表現を使うなら『追軍売春婦』です。

 amazonのレビューの中にこんなのを見つけました。

   カスタマーレビュー 「 ここまでわかった!日本軍「慰安婦」制度 」
   http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4780301394/ref=cm_cr_if_hist_1?ie=...

   ★☆☆☆☆ いくつか反論したい。, 2012/5/11 By えちみし (東京都)
   Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
   レビュー対象商品: ここまでわかった!日本軍「慰安婦」制度 (単行本)

   > 「慰安婦制度は業者が押しかけて作ったというものではない。P12」
   >
   > → いくつかの本に業者が戦地を追いかける様子があります。
   >
   > 森崎和代 からゆきさんP126
   > 「 営利にめざとい業者は占領地へなだれるように少女たちを送ったのである 」
   >
   > 続・慰安婦たちの太平洋戦争山田盟子 P59
   > 「 元参謀の大橋武夫は、 ある町を攻撃、占領し、まだ残敵とパチパチうちあっている
   >  ところへ、商売をさせてくれと業者がやってくる。 もちろん女を連れてです。
   >  金になると、どんな危険な土地へも乗りこんでくる 」
   >
   > 従軍慰安婦と公娼制度―従軍慰安婦問題再論倉橋 正直P34
   > 「 売春業者、および彼らに連れられた売春婦たちは、進撃する軍隊のすぐうしろに追随して、
   >  民間人としては占領地に一番乗りする事例はしばしば見られた。 」'
   > …たしかに多少危険だったが、荒稼ぎもできたそうだ。
   >
   >
   > 「本人の意志に反して日本の軍人の相手をさせられたら、それ自体が問題であるP13」
   >
   > → 慰安婦は志願制。つまり戦地売春婦です。
   >
   > 武漢兵站山田清吉p100にこんなやりとりがある。
   >
   > その女の子が自分で兵站へやってきて、ぜひ働かせてくれと言い出した。
   > 「 どんなことをするのか知っているのか? 」
   > 「 知っている 」
   > 「 兵隊さんは乱暴だから辛抱できないぞ。 泣いたって知らないぞ。」
   > 「 泣かない。 どんなことでも辛抱する 」
   > 「そうか。 それじゃ軍医さんに証明書を書いてもらって来い」
   >
   > 「憲友」1992年春季号の森分稿と森分談  
   >
   > 娼婦になった動機を尋ねたら「家計を助けるために前借りしてきた」というのが殆どで、
   > 残りは「お金が儲かると友達に誘われたから」というものであった。
   > 借金返済の終わった者もいて、豪華な毛皮のコートを持っていた者、せっせと親許へ
   > 送金している者もいた。
   >
   > 他にもありますが、つっこみどころ多過ぎて書ききれない。
   >
   《以下略》

 完全に追軍売春婦です。



 しかし1990年代に入ってから、
 「従軍」という言葉は女性が自発的についていったというニュアンスがあり、
 また「慰安」という言葉も実態にあわないという批判が
 戦争責任問題に取り組んでいる人たちから出てきました。
 女性たちは無理やり性的相手を強制された性犯罪の被害であり、
 けっして「慰安」したのではない、実態とはかけはなれた、欺瞞的な言葉だという問題があります。

 

 自称従軍慰安婦の婆さま達に取って慰安所は売春宿だったかも知れないが、そうじゃない慰安婦た ちにとって、慰安所はあくまで慰安所だったのだ。

 

 既出ソースですが

 Youtube 「慰安婦の身の上話を聞いた女性の証言」
 http://youtu.be/Z4D0ZuYctqQ

 

 

 

 死に逝く兵隊さんたちは、最後の最後に女性の体の温かさに触れて、思い残すこと少なく戦場に散る 事ができたのです。

 これは紛う事無く“慰安”所です。 大金に目が眩んでやって来た朝鮮人売春婦の目に“売春宿”と映 ったとしても、その他多くの慰安婦と兵隊さんたちにとって“慰安所”はあくまで“慰安所”だったのです。



 そこで「慰安婦」に代わって「性的奴隷」や「(軍用)性奴隷」という呼び方も
 使われるようになってきました。

 

 は? 性的奴隷? 軍用性奴隷? ↓これのどこが?

   日本と愉快な仲間たち
   従軍慰安婦問題の真実!米国報告書で潔白が証明されました
   http://japanandworld.net/archives/683

   《前略》
   >
   > 強制連行はなかった!
   >
   > テキサス親父さんの快挙
   >
   > 上記の問題の米国の報告書ですが、テキサス親父さんという方が、
   > 発見し紹介してくれたことで広まりました。
   >
   > テキサス親父さんとは、トニー・マラーノさんという、アメリカのテキサス州に住む62歳の、
   > 義理と人情に厚いナイスガイです(^▽^)
   >
   > テキサス親父さんHP http://texas-daddy.com/
   >
   > 最初、報告書をネット上で発見されたそうです。
   >
   > そこで、この興味深い報告書の真偽はどうなのか?
   > テキサス親父さんは、アメリカのワシントン郊外にある、国立公文書館へ
   > 問い合わせを行います。

   

   > 国立公文書館の回答は、「本物」でした( ´∀`)
   >
   > 米国が1944年に、ビルマで日本軍の慰安婦を捕まえて、取り調べを行った時の
   > 「 調査報告書 」 でした。
   >
   > 全文はこちらです。 http://texas-daddy.com/comfortwomen.html
   >              ※ htmlファイルがダウンロードされます。 ファイルを開くとページが見れます。
   >
   > 内容を一部抜粋します。 日本語訳に、誤字もありますが、そのまま掲載します。
   >
   >  〜引用ここから〜
   >
   >  この報告は、1944年8月10日ごろ、ビルマのミッチナ陥落後の掃討作戦において
   >  捕らえられた20名の朝鮮人「慰安婦」と2名の日本の民間人に対する尋問から得た
   >  情報に基づくものである。
   >
   >  (中略)
   >
   >  多くの女性が海外勤務に応募し、2〜3百円の前渡金を受け取った。
   >
   >  (中略)
   >
   >  彼女たちが結んだ契約は、家族の借金返済に充てるために前渡された金額に応じて
   >  6ヵ月から1年にわたり、彼女たちを軍の規則と「慰安所の楼主」のための役務に
   >  束縛した。
   >
   >  (中略)
   >
   >  ビルマでの彼女たちの暮らしぶりは、
   >  ほかの場所と比べれば贅沢ともいえるほどであった。
   >
   >  (中略)
   >
   >  欲しい物品を購入するお金はたっぷりもらっていたので、
   >  彼女たちの暮らし向きはよかった
   >
   >  (中略)
   >
   >  彼女たちは、ビルマ滞在中、将兵と一緒にスポーツ行事に参加して楽しく過ごし、
   >  また、ピクニック、演奏会、夕食会に出席した。
   >  彼女たちは蓄音機をもっていたし、都会では買い物に出かけることが許された。
   >
   >  (中略)
   >
   >  慰安婦は接客を断る権利を認められていた。
   >  接客拒否 は、客が泥酔している場合にしばしば起こることであった。
   >
   >  (中略)
   >
   >  1943年の後期に、軍は、借金を返済し終わった特定の慰安婦には
   >  帰国を認める胸の指示を出した。
   >  その結果、一部の慰安婦は朝鮮に帰ることを許された。
   >
   >  (中略)
   >
   >  これらの慰安婦の健康状態は良好であった。
   >  彼女たちは、あらゆるタイプの避妊具を十分に支給されており、
   >  また、兵士たちも、軍から支給された避妊具を
   >  自分のほうからもって来る場合が多かった。
   >
   >  〜引用ここまで〜
   >
   > 彼女らは大金を持っていた・・・
   > 彼女らは街で遊んでいた・・・
   > 彼女らは借金を返し終わったら家に帰った・・・
   > 彼女らは将兵とスポーツや・・・
   > 彼女らは接客を断る権利を持っていた・・・
   >
   > 性奴隷はこんな事できませんよね(^_^;
   >
   > ・・・
   >
   > 特筆すべきは、この報告書は1944年のもの、ということです。
   >
   > 日米は激しい戦争真っ只中です。
   > お互い、相手の不利になることなら、何でもやってやろう、という気持ちのはずです。
   >
   > つまり、
   > 「 朝鮮人女性は売春を強要されている 」 「 日本人はとても非人道的なやつらだ! 」
   > ということもできましたが、しませんでした。
   >
   > そうすると、それが、ウソになってしまうからです。
   >
   > テキサス親父さんのアップされた動画です。
   > 日本語の字幕がありますのでさくっと観れます^^

   字幕【テキサス親父】慰安婦は売春婦!証拠はコレだ!と親父ブチギレの巻!
   http://youtu.be/ggQaYD37Jm4
   560x315
   

   > 彼女らは大金を持っていた・・・
   > 彼女らは街で遊んでいた・・・
   > 彼女らは借金を返し終わったら家に帰った・・・
   > 彼女らは将兵とスポーツや・・・
   > 彼女らは接客を断る権利を持っていた・・・

 これの何処が性的奴隷やら軍用奴隷になんねん。



 しかし一方では、実態とは違うけれども歴史上そのように呼ばれていたのは事実であり、
 日本軍が欺瞞的にそういう表現をしていたことは歴史の事実として記録する必要がある
 とも言えるかもしれません。
 ただ「従軍」という言葉を避け、かつその主体をはっきりさせるために
 「日本軍慰安婦」という言葉を使うことが多くなってきました。

 

 多い? あはははは。 どこが!

 

 google検索「日本軍慰安婦」
 https://encrypted.google.com/#q=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%BB%8D%E6%85%B0%E5%...

 

 そういうセリフはSEO対策してから言えよw



   [ 画像:「慰安婦」「慰安所」という言葉が使われていたことを示す、
        日本軍と外務省の文書 省略、(引用元アドレスをご参照ください)

   「慰安婦」「慰安所」という言葉が使われていたことを示す、日本軍と外務省の文書


 しかし「従軍慰安婦」という言葉がまちがいであるとはいえません。
 「従軍」には「軍属」という意味が含まれていないことは少し調べればわかることです。
 また「従軍看護婦」「従軍記者」「従軍作家」などの例を見ても、
 徴用で無理やり召集された人たちもいますから、「自発的」という意味があるという主張は
 成り立たないでしょう。

 

 作家はともかく、看護師や記者は、慰安婦が居る様な安全な兵站ではなく、もっと前線に近い兵站ま で行かなければなりません。 看護師は内地で看るような患者ではなく、手足を吹き飛ばされ腹を裂か れてのた打ち回って激痛に悶え苦しむ傷兵を看なければなりません。 記者は記者で戦場を目視する ために、最前線に付き添わされた挙句に、軍に取って都合の悪い記事は書けないのですから堪ったモ ノではありません。

 それに比べて慰安婦は、 ―― 敗戦間近まで残っていた慰安婦の中に将兵と運命を共にした慰安婦 が居ましたが ―― 基本的に最前線から離れた兵站で、内地に居る時と同じ仕事をしていました。 ひ とりの慰安婦が応対しなければならなかった兵士の数は多かったので、その点は大変だったかも知れ ませんが、そういうネガティブな部分があるからこその高額な報酬だったのです。 また、女性器は高 齢童貞が妄想するようなヤワなモノではありません。

 こんなエロビデオに出演しても女性器は壊れません。

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 というか職業売春婦を舐めちゃいけません。

 『教科書が教えかねない自虐』 小林よしのり・竹内義和 共著
 株式会社ぶんか社刊 ISBN4-8211-0552-7 1997年発行 より引用します。

   小林 この前NHKのドキユ.メントで慰安婦のことをやっとったときに
       「 一人何分ぐらいだったんですか 」 って開いでたら、三分とか言ってたよ。
       「でもそんなこと恥ずかしいから開かないでー 」 とか笑ってたよ。

   竹内 あっはっはっはー。

   小林 三分やったらさー 二〇人やったとしても六〇分でしょう、ねえ?
       一時間で終わっちゃうじやない、そんなの。
       客のほうは、 「 まだかー 」 なんて言って並んどるわけでしょ。
       次から次。 入口で終わってしまう奴もいるらしいし、三分もかかんない奴もいるんだよ。
       何人かに一人は入口で終わるとか書いてあったね。

   竹内 やっばり、溜まってますからね、みんな。
       溜まってるといきやすくなってくるからそういうことなんでしょうねえ。

   小林 そしたらそんなに時間がかかっとる話でもないしねえ(笑)。
       えらい効率の良い商売だょね、実際。

   《中略》

   竹内 正味、女性からしたら、もつと獣欲みなぎらせて欲しいという世界でしょ?
       彼女たちの商売が 「 釆て釆て、もっと獣欲出してっ!」 ということだから。

   小林 もうさっさと終わってよというような感じでさ
       「 時間ないんだから、早く!」 みたいな感じでしょ、結局。
       忙しいときははっきり言ったらおま○こが赤く腫れてしまって
       擦り切れとる状態になっとる。
       『 浜口慰安所 』 ではそれは軍医がちゃんといて、
       検珍して、「 こんなんじゃダメだ 」 って言って札出して慰安所を休業にしたら、
       その慰安婦たちがみんなで抗議に来るんだもんねえ。
       「 こんな稼ぎ時になにが休業だっ! 」
       って言ってさあ。

   竹内 だいたいわかりますょ 「 何で閉めるの 」 と。
       「 私のま○こはそんな弱いことないですわ 」 みたいな世界でしょ?

   《以下略》

 親に売られて嫌々,夫に売られて嫌々なんてのは例外中の例外で、基本的にガチの職業売春婦な んですから、現実はこんなもんです。



 軍隊本体ではないけれど、軍隊が行くところに従っていく人たちという意味で、
 「従軍慰安婦」という表現は、実態を適確に表現しているとも言えます
 (この点は論者によって評価が分かれるところですが)。

 

 「従軍看護婦」 → 軍に依頼されて

 「従軍記者」 → 軍に依頼されて

 「従軍作家」 → 軍に依頼されて

 「従軍慰安婦」 → ( 軍に依頼された ) 業者に依頼されて

 似て非なるものです。



   [ 画像:「千田夏光『従軍慰安婦』(講談社文庫版、1984年) 省略、
   (引用元アドレスをご参照ください)


 当時そういう言葉がなかったから使うべきではないというのならば歴史を書くことはできません。
 たとえば第一次世界大戦や第一次護憲運動、日清戦争、日露戦争、日中戦争、幕藩体制、
 縄文時代、弥生時代をはじめ、歴史で使う言葉の多くがあとから作られた言葉であることは
 言うまでもありません。
 「従軍慰安婦」という言葉は当時なかったから、そんなものは存在しなかった、とか、
 教科書に書くなという議論は歴史をまったくわかっていない、こっけいな議論でしかありません。

 

 そもそも、『従軍慰安婦』なんて新語を創り出さなくても、『慰安婦』という言葉は、仕事に疲れたおっさ んを癒す現在の風俗であると誤解される余地はありませんでした。 であるならば、大東亜戦争時代に 日本軍兵士を癒す為に設けられた存在 ( もちろん、サヨクの主張はエロ同人誌真っ青な“性奴隷”で す ) としてしか認識されていなかった『慰安婦』という三文字に、敢えてわざわざ『従軍』と冠したのは何 故か?という疑問が湧きます。

 『慰安婦』という三文字だけで何の不足も無かったのに、敢えて『従軍』という二文字を足して『従軍慰 安婦』という五文字にした ・・・ そこには当然の事ながら理由があるハズです。

 『慰安婦』だけでは何が足りなかったのでしょうか?

 それはイメージです。 三文字では一目で軍に関係すると認知することができません。

 『従軍』+『慰安婦』=『従軍慰安婦』とすることでイメージ(≒先入観)が確立できます。 

 『慰安婦』という曖昧模糊な言葉が、頭に『従軍』という言葉を冠して『従軍慰安婦』に成ると、「軍に関 係した存在である」、ひいては「大東亜戦争時代に日本軍に関与した存在である」と、何も調べなくて も、ひとめで認知できるようになります。

 サヨクの人たちが恐れるのは、『慰安婦』という言葉を聞いて、チンプンカンプンな人がちゃんと勉強 してしまう事です。 ちゃんと勉強をして、当時の朝鮮半島や東北の貧困農村がどんな状況にあったの かを理解すれば、高額の報酬が貰える慰安婦に応募が殺到するのは当然の必至であり、自称従軍慰 安婦の婆様が必死に訴える様な 「 無辜の女性を拉致監禁して輪姦 」 なんて事は起こり得ないと簡単 に理解出来てしまいます。

 つまり、サヨクの人達に取って『従軍慰安婦問題』と言う言葉を発明する迄の期間というのは、そのワ ード自体にイメージを持たせるのが困難であり、下手をすると勉強されてしまいかねない危険を内包し ていた期間なのです。

 実際問題、ここに至って『従軍慰安婦』を『性的奴隷』や『(軍用)性奴隷』という呼び方に替えようと画 策しているのも、『従軍慰安婦』という言葉では初見の人を思考停止させることが難しいかったからでし ょう。
 調べさえすれば単なる売春婦であったと判る慰安婦も、『性的奴隷』や『(軍用)性奴隷』というレッテ ルを最初に貼られてしまったら、まず先入観ありきで史料を見てしまいます。 そうなったら同じ史料を 読んでも 「 実は単なる売春婦だった 」 という結論に辿り着く事が困難になるでしょう。なぜなら、まず 最初に先入観を払拭することから始めなければならないからです。

 我々の様に何でもかんでも見聞きする事すべてをwebサイトで調べてしまう人や、或いは、何でもかん でも書籍を片端から紐解くような人を除けば、基本的に大多数の普通の人は、新聞紙に書かれている 事や何処かの大学教授や弁護士の様な肩書きのある人の言う事を逐一検証なんかしません。 まさ か新聞に嘘が書かれているなんて夢にも思いませんし、まさか大学教授や弁護士の様な偉い肩書き を持った人が息を吐く様に嘘を吐くなんて夢にも思いません。 そんな純粋で無垢な一般大衆に 「 慰 安婦は “ 日本軍兵士相手に” 売春をさせられていた 」 というイメージを抱かせる為の言葉が 『従軍 慰安婦 』 なのです。 そして更に、「 悲惨な環境で望まぬ売春をさせられていた 」 というイメージを抱 かせる為の言葉が『 性的奴隷 』 ,そして、「悲惨な環境で “ 日本軍兵士相手に” 望まぬ売春をさせら れていた」というイメージを抱かせる為の言葉が 『 (軍用)性奴隷 』 なのです。

 “滑稽な議論”などではありません。 こんな横暴が許されて良い道理なんかありません。

 断固として抗議するべきです。 抗議する価値も意義もあるのですから。


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